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神奈川県、埼玉県を中心に、お薬を通じてお子さまからお年寄りまで、地域住民の健康生活をサポートするケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

地域医療と患者様を安心でつなぐ ケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

お薬と生活

『お薬と生活』コーナーでは、お薬や健康生活にまつわる話題を取り上げています。
日々の生活の中に取り込めるちょっとした工夫や季節に応じた健康対策のほか、ケイアイエム(KIM Pharmacy)の薬局店舗での取り組みなど、みなさまの健康生活をサポートする情報を提供しています。

ピロリ菌にご用心

2017年4月

春から新しい生活が始まり、慣れない環境で緊張が続く季節です。胃の調子が何となく気になる人も多いのではないでしょうか。 胃の不調の原因のひとつにピロリ菌の感染があります。今回はピロリ菌のお話です。

ピロリ菌とは

ピロリ菌は、人の胃から発見された細菌で、数本の鞭毛をもっているのが特徴です。多くが体の免疫機能がしっかりしていない子どもの頃に、食べ物や飲み物から経口感染すると考えられています。

ピロリ菌に感染すると

ピロリ菌に感染したからといって、潰瘍や胃がんが必ず発症するわけではありません。しかし、除菌しない限りピロリ菌は胃の中に住み続け、慢性的な炎症が続いて胃の粘膜を防御する力が弱まります。胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の原因のひとつになり、胃癌のリスクを高めるといわれています。

ピロリ菌の検査

ピロリ菌に感染しているかどうかを調べるには、内視鏡を使って直接胃の組織を調べる方法と、呼気(吐く息)を採ってその中に含まれている二酸化炭素を調べる方法、血液や尿で抗体を見る方法があります。

ピロリ菌の治療

従来は胃潰瘍や十二指腸潰瘍といった病気に際しての除菌治療にのみ健康保険が適用されていましたが、2013年2月から慢性胃炎にも適用が広げられました。
除菌は、酸分泌抑制剤と2種類の抗生物質を1日2回7日間服用して行います。

まとめ

ピロリ菌の検査を受けてみたかったが、その機会がなかった方、家族や親せきに胃癌の人がいる方、ピロリ菌感染がわかっていて除菌治療を受けたい方など、ぜひ一度専門外来を受信しましょう。

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