ページ内のクイックリンク
  1. このページの本文へ
  2. サイト全体メニューへ
  3. サイト情報メニューへ

神奈川県、埼玉県を中心に、お薬を通じてお子さまからお年寄りまで、地域住民の健康生活をサポートするケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

地域医療と患者様を安心でつなぐ ケイアイエム(KIM)調剤薬局グループ

お薬と生活

『お薬と生活』コーナーでは、お薬や健康生活にまつわる話題を取り上げています。
日々の生活の中に取り込めるちょっとした工夫や季節に応じた健康対策のほか、ケイアイエム(KIM Pharmacy)の薬局店舗での取り組みなど、みなさまの健康生活をサポートする情報を提供しています。

まだまだ続く花粉症の季節

2014年4月

ピークは過ぎましたが、まだ花粉症が続く季節。関東ではスギやヒノキの花粉の飛来は毎年ゴールデンウィーク辺りまできます。
日本でのスギ花粉症の患者数はおおよそ2500万人と言われています。
治療としては症状が発生する時期に内服薬、点鼻薬、点眼薬を症状に合わせて使用するのが一般的です。


内服薬について

服用すると眠気や喉の渇きが強くでてしまう薬が多かったですが、現在では改良されていて副作用が出にくい薬が多くなって来ました。ただし副作用の発現には個人差があるので、服用後の眠気などにはやはり注意が必要です。
また即効性のものから、予防に重点をおくものまで様々あります。

点鼻薬について

点鼻薬は大きく分けると「血管収縮剤、抗アレルギー薬、ステロイド剤」の3種類があります。
血管収縮剤は市販の点鼻の薬に多く含まれている成分になります。使用すると鼻の血管が収縮することにより鼻の腫れをひかせ鼻つまりを改善しますが、多量に使用すると薬がだんだんと効果が薄れてしまいます。このため、この薬は本当に辛い時など様子をみながら使用する必要があります。
抗アレルギー薬の点鼻は鼻つまりより鼻汁の症状改善に向いている薬になります。
ステロイドの点鼻は炎症を緩和する作用があり、鼻つまりにも比較的効果があります。この薬は長期で使用しても血管収縮剤のように効果が薄くなるようなことは少ないです。
それぞれ症状によって使い分けるのが大切です。

点眼液について

点眼液は基本的には抗アレルギー剤が第一選択薬になり、症状が改善しなければステロイド点眼液を使用することが多いようです。
点眼液も内服薬と同様に花粉が飛ぶ前に使用を開始すれば症状を緩和できると言われています。


アレルゲン免疫療法

アレルギー疾患の原因アレルギーを少しずつ投与する事によって、アレルギーが起きないように身体をならしていき根本的な体質改善を期待する方法です。
スギ花粉については今まで注射しか治療薬がなかったのですが、最近舌下液タイプが新しく出ました。長期の服用が必要で全員の患者様に効果が期待できる訳ではなくまた時間と共に作用が減弱する事もあり、期待していたよりいい結果が得られないかも知れません。先ずはアレルギー専門の医師に相談して下さい。

花粉症を持っている方は、シーズンが始まる約2週間前から薬の使用を開始すれば症状がかなり緩和される事が期待できますので、早めに対策をする事をお薦めします。

このページのトップへ